Screen Dos Product-Specific Privacy Information
Version 1.0 言語:日本語(正文) 制定・施行日:2026年9月1日 運営:Nagori Soft
第1条 適用範囲
- 本製品別プライバシー情報は、Screen Dosにおける通信、ローカル保存、ログ、Nagori Soft APIとの通信その他の利用者情報の具体的な取扱いについて説明するものです。
- Screen Dosには、Nagori Soft Privacy Policyが併せて適用されます。
- Nagori Soft Privacy PolicyがNagori Soft共通の原則を定めるのに対し、本文書はScreen Dos固有のデータ処理を具体的に説明します。両文書の記載が異なる場合、Screen Dos固有の処理については本文書の具体的な記載を優先します。
- 本文書における「利用者情報」は、Nagori Soft Privacy Policyに定める意味を有します。
第2条 通信の概要
- Screen Dos Version 1.0は、利用者が選択した信頼できるLAN又は利用者が管理若しくは選択するprivate VPN上で、Host端末とViewer端末との間の画面共有を提供します。
- 画面共有のため、HostはローカルのHTTP/WebSocketサーバーを起動して接続及びシグナリングを処理し、シグナリング後の映像はWebRTCを用いてHostとViewerの間で直接送信されます。WebRTCのメディア通信はDTLS-SRTPにより保護されます。
- Screen Dosの画面共有経路には、Nagori Soft、Nagori API、Cloudflareその他のNagori Softインフラストラクチャは関与せず、Nagori Softは画面共有内容を中継又は保存しません。
- Version 1.0にはremote input機能は実装されていません。
- Nagori Soft APIへの通信は、現在、利用者が明示的に次の操作を行った場合に限って発生します。
(1) Contribution Codeを登録又は変更する場合
(2) Helpメニューから更新確認を行う場合
- Screen Dosの起動、待機、通常の画面共有の開始、継続又は終了のみを理由として、Nagori Soft APIへ自動通信することはありません。
第3条 LAN及びprivate VPN上の画面共有
- Screen DosをLAN内で利用する場合、通信はScreen Dosを実行するHost端末と、利用者が接続を許可したViewer端末との間で行われます。
- 利用者が管理又は選択するprivate VPNを利用する場合、Screen Dosは、そのVPNによって構成されたprivate network上でLAN相当の接続方法を使用します。
- ローカル共有サーバーはHTTP及びWebSocketを使用します。このローカルシグナリング経路自体にはHTTPS server certificateを使用しません。そのため、Screen Dosは、信頼できるLAN又は適切に保護されたprivate VPN上で使用することを前提としています。
- Screen Dos Version 1.0は、ローカル共有サーバー用のHTTPS server certificateをNagori Softから取得、発行、提供又は更新する仕組みを使用しません。
- Screen Dosは、画面共有用にSTUN、TURN又は外部ICE serverを使用しません。現在のWebRTC設定では `iceServers: []` を使用し、画面共有のための第三者host又はrelay serviceをハードコードしていません。
- したがって、Nagori Softが運営するpublic Internet relayを通じて画面共有を行う仕組みはVersion 1.0にはありません。利用者は、ローカル共有サーバーを信頼できないpublic networkへ直接公開しないでください。
- 利用者がVPNサービスを使用する場合、そのVPN事業者が処理するIPアドレス、通信記録、認証情報その他の情報は、当該VPNサービスの仕様及びプライバシーポリシー等に依存し、Nagori Softが管理するものではありません。
第4条 Viewer接続時にHostが扱う情報
- ViewerがHostへ接続すると、Hostは接続元のIPアドレス及びViewerから送信されるUser-Agent情報を受け取ります。
- Screen Dosは、User-Agent情報からbrowser及びOSに関する表示情報を生成し、Viewerの接続元IPアドレスとともにHost側の承認画面に表示する場合があります。これは、利用者が接続相手を確認するためのものです。
- これらの情報は、画面共有の相手となる端末間で直接扱われるnetwork metadataであり、通常の画面共有を成立させるためにNagori Soft APIへ送信されるものではありません。
- ViewerのIPアドレスその他の一部接続情報は、第9条に定めるローカルapplication logへ記録される場合があります。
第5条 Nagori Soft API及びCloudflare
- Screen Dosは、Contribution Codeの検証及び更新確認のために、必要な場合のみHTTPSを使用して次のNagori Soft APIへ接続します。
`https://api.nagorisoft.com`
- Nagori APIはCloudflare Workers及びCloudflareの関連インフラストラクチャ上で運用されています。
- 制定日時点のProduction Nagori APIでは、Workers Logs及びWorkers Tracesはいずれも無効です。また、Nagori API sourceには、request body、Contribution Code、Receiptその他の秘密情報を通常のapplication logへ出力する処理、外部analytics SDK又はLogpush送信処理は実装されていません。
- Nagori APIのProduction D1 databaseは、Raw Contribution Codeを保存しません。CodeについてはHMAC-SHA-256により導出された値及びCode lifecycleの運用に必要な情報を保存します。
- Production D1 databaseには、Contribution Codeのverification history、device ID、利用者名、PC名、MAC address、利用者のIP一覧、画面内容又はtelemetry IDを保存する設計ではありません。
- Cloudflareのnetwork layerでは、通常のHTTPS通信及びセキュリティ・配信処理に伴い、送信元IPアドレス、request情報、通信経路その他の技術的metadataが処理される場合があります。Cloudflareがnetwork layerで処理する個別の項目又は保持期間について、Nagori Softが本文書で特定の期間を保証するものではありません。
- Nagori APIは、Screen Dosの画面共有映像を中継するrelayとして使用しません。
第6条 更新確認
- Screen Dosは、利用者が Help → Check for updates その他これに相当する更新確認操作を明示的に実行した場合にのみ、Nagori Soft APIへUpdate情報を問い合わせます。
- 起動時、background又は一定時間ごとの自動Update checkは行いません。
- Portable版又はSetup版では、次の形式のGET requestを使用します。
`GET https://api.nagorisoft.com/v1/apps/screen-dos/latest?channel=<portable|setup>&platform=windows-x64`
- Update checkでは、HTTP headerとして通常の `Accept: application/json` を使用します。現在のrequest contractでは、query parameterとして配布channel及びplatformを送信し、インストール済みのScreen Dos Version、利用者名、device ID、画面内容その他の利用者コンテンツを送信しません。
- Screen Dosは、Nagori APIから受け取った署名済みUpdate metadataについて、署名、対象application、channel、platform、Version、URL及び対象となる場合のartifact SHA-256等を検証します。
- 検証後、利用者が選択した場合、Screen DosはOS既定のWeb browserで公式release page又はRelease Notesを開きます。Screen Dos自身がartifactをdownloadしたり、自動的に自己更新したりすることはありません。
- 利用者がbrowserでNagori Softの公式Webサイト又はDirect Downloadを開いた場合、browserから `nagorisoft.com` 又は `downloads.nagorisoft.com` 等へ通信が行われ、Cloudflareその他の配信インフラストラクチャがIPアドレス等の技術的metadataを処理する場合があります。これはScreen DosによるUpdate API requestとは別のbrowser通信です。
第7条 Contribution Codeの登録
- 利用者がScreen DosでContribution Codeを登録又は変更する操作を行った場合、Screen DosはHTTPSを使用してNagori Soft APIのContribution verification serviceへ接続します。
- 現在のrequestには、次の情報が含まれます。
(1) 利用者が入力したContribution Code
(2) Screen Dosを示す `appIdentifier`
(3) Screen Dosの `appVersion`
(4) 適用される `channel`
- Contribution Codeは検証のためNagori APIへ送信されますが、Screen Dosは入力されたRaw Contribution Codeを端末内へ永続保存しません。
- Nagori APIのProduction D1 databaseもRaw Contribution Codeそのものを保存せず、第5条に記載する方法で導出した値及びCode lifecycleに必要な情報を保存します。
- Codeが有効である場合、Nagori APIは署名済みReceiptを返します。Receiptには、Receiptを検証しContribution記録として扱うために必要なVersion、識別情報、対象application、scope、Contribution type、発行日時、Codeを識別する情報等が含まれる場合があります。
- Screen Dosは、Receiptの署名及び内容を検証した上で、Contribution記録として端末内に保存します。
- Contribution verification requestには、現在のAPI contract上、氏名、メールアドレス、決済カード番号その他の決済情報は含まれません。
- サーバー側でContribution Codeが失効した場合、そのCodeによる将来の検証は失敗します。ただし、既に正当に取得され端末内へ保存された有効な署名済みReceiptは、現在の設計ではサーバー側の失効によって自動的に遠隔削除されません。
- Screen Dosの Remove from this device その他これに相当する操作は、端末内のContribution Receipt及びローカル状態を削除するものであり、Contribution Codeをサーバー側で失効させる操作ではありません。
- Contribution Codeの登録又はContribution記録の有無は、Screen Dosの通常機能の利用可否に影響しません。
第8条 ローカル設定及びbrowser storage
- Screen Dos Hostの設定は、Electronが提供するOSごとのuser data directory内の `settings.json` にJSON形式で保存されます。source上の表現では `app.getPath('userData')/settings.json` です。具体的な絶対pathはOS及び利用環境によって異なります。
- `settings.json` には、現在、locale、外観、初回実行済み状態、network interfaceの選択情報(名称及びlocal address等)、PIN機能の有効/無効、画質、接続URL suffix、trusted VPN CIDR、署名済みContribution Receiptその他Screen Dosの動作に必要な設定が保存される場合があります。
- Raw Contribution Codeは永続的なローカル設定として保存しません。
- Screen Dosは、永続的なconnection historyを保存する専用database又はsettings項目を持ちません。ただし、接続に関する一部の情報は第9条に定めるapplication logへ記録される場合があります。
- Viewer browserでは、localeをbrowserの `localStorage` に保存します。
- Viewerの再接続に必要なsession ID及びtokenはbrowserの `sessionStorage` に一時保存される場合があり、終了状態で削除される設計です。
- Screen Dosには、Contribution Receiptをアプリ内から削除する機能があります。その他の設定全体をアプリ内から一括削除する機能は、制定日時点のVersion 1.0では提供されていません。利用者が必要に応じてOS上のapplication dataを削除する場合は、事前にScreen Dosを終了し、必要な設定のbackup等を利用者自身で判断してください。
第9条 Application log及び診断report
- Screen Dosは、ローカルのapplication logを保存します。source上の保存先は `app.getPath('logs')/Screen Dos.log` であり、実際の絶対pathはOS及び利用環境によって異なります。
- application logには、接続イベント、ViewerのIPアドレス、短縮されたsession ID、local network interface address、画質、接続又は動作状態、error情報その他の診断に必要な技術情報が記録される場合があります。
- logは1fileあたりおおむね2 MiBでrotationし、current logと最大5世代の過去logを保持する設計です。日数を基準とした固定の保持期間は設定していません。
- 利用者はHelpメニューからlog folderを開くことができます。Screen Dos内にはlogを一括削除する専用機能はなく、削除する場合は利用者がOS上で該当log fileを手動で削除します。
- 診断reportは、利用者が明示的に保存操作を行った場合にのみ、利用者が選択した場所へJSON fileとして保存されます。診断reportは、IP address、URL、PIN、token、画面名又はwindow名等の情報をredactするよう設計されています。
- 診断reportはNagori Softへ自動送信されません。利用者がSupport等へ自ら提供しない限り、Nagori Softはそのreportを受信しません。
- Screen Dosは、telemetry、analytics、広告データ、crash report又は画面データをNagori Softその他の外部serviceへ自動送信しません。
第10条 Nagori Softが通常の利用で受信しない情報
現在確認されているScreen Dos Version 1.0及びNagori APIの設計に基づき、Nagori Softは、通常のScreen Dos利用において、次の情報を画面共有のために受信、保存又は中継しません。
- 画面共有される画面の映像又は画像内容
- 利用者のfile又はfile内容
- Screen Dosの接続PIN、Viewer再接続tokenその他、画面共有sessionへの参加に使用する秘密情報
- 起動、待機又は通常の画面共有のみを理由とする利用状況telemetry又はanalytics
- ViewerとHostの間で直接処理される画面共有sessionの内容
Version 1.0にはremote input機能が実装されていないため、remote input内容の収集又は中継も行いません。
Contribution Codeは利用者が登録を行った場合にNagori Soft APIへ送信されるため、本条の「受信しない情報」には含まれません。また、Update checkを行った場合には第6条に定めるchannel及びplatform等のrequest情報が送信されます。
第11条 利用者の選択及び第三者サービス
- Contribution Codeを登録又は変更しない場合、Contribution verificationのためのNagori Soft API通信は発生しません。
- 利用者がUpdate checkを実行しない場合、Update確認のためのNagori Soft API通信は発生しません。
- Nagori APIが利用できない場合でも、現在の設計では、Screen Dosの起動、信頼できるLAN又はprivate VPN上での画面共有及びローカル設定の利用をNagori APIの利用可能性に依存させていません。
- 既に保存された有効なContribution Receiptは、Nagori APIへ常時問い合わせなくてもローカルで検証できる設計です。
- 利用者は、Screen Dosが提供する操作により、当該端末のContribution Receipt及びローカルContribution状態を削除できます。
- 利用者がLicense、Privacy、Support、Release Notesその他のWeb linkを明示的に開いた場合、OS既定browser等を通じてNagori Soft公式Webサイトその他表示されたWeb siteへ接続します。
- 利用者がVPNを利用する場合、VPN事業者によるnetwork metadataその他の情報の取扱いには当該事業者の条件が適用されます。
第12条 問い合わせ及び言語
- Screen Dosの利用者情報及び本文書に関する問い合わせ先:
privacy@nagorisoft.com
- Screen Dosの一般的な利用方法又は技術的な問題については、Nagori Soft Support(support@nagorisoft.com)を利用できます。
- 本文書の日本語版及び英語版はいずれも正文です。
- 両言語版は、同一の内容及び法的効果を有することを意図して作成されています。
- 日本語版と英語版の表現に差異又は解釈上の疑義がある場合、両版を相互に参照し、本文書の共通の趣旨に最も整合するよう解釈します。適用される法令が特定の取扱いを要求する場合は、その法令に従います。
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