Screen Dosの利用ガイド
このガイドはScreen Dosの現在の操作を説明します。正式配布は準備中です。公開済みの配布物が案内されるまで、購入やVirtual DisplayのTrialを利用できるとは扱わないでください。
1. Screen Dosとは
Windows PCの画面を、別の端末のブラウザに表示するアプリです。画面を送るPCをHost、受け取る端末をViewerと呼びます。同時に接続できるViewerは1台です。Viewerは表示専用で、Hostのマウスやキーボードを遠隔操作できません。音声やファイルの転送も行いません。
通常の物理ディスプレイ・ウィンドウ共有は無料です。アカウントは不要で、映像をNagori Softのサーバー経由で中継しません。
2. 対応環境とネットワーク
Hostの主な対象はWindows 11 64-bitです。Windows 10 64-bitはbest effortで、正式サポートの実機確認は別途必要です。Virtual DisplayはWindows 11 x64が必要です。Viewerは現在のChrome、Edge、Firefox、Android Chrome、iPhone/iPad Safari等を想定しています。端末やブラウザによって全画面等の対応が異なります。
両端末を信頼できる同一LAN、又は利用者が管理するプライベートVPNにつなぎます。離れた場所では、両端末に設定したTailscaleやWireGuard等を利用できます。Screen DosはVPNを自動設定しません。公共Wi-Fiや不特定の端末が参加する未分離LANでは使わないでください。
3. HostとViewerの準備
HostでScreen Dosを起動し、Viewer端末でブラウザを開けることを確認します。Viewer側にScreen Dos本体をインストールする必要はありません。WindowsのViewer端末では、別製品のConnection Launcherも利用できます。
4. SetupとPortable
正式公開後は公式製品ページに表示された配布経路を利用してください。Microsoft Storeを推奨経路とし、実際に公開された場合のみ案内します。Direct DownloadのPortableはインストールウィザードを使わず起動する形式、Setupはインストール・ショートカット・アンインストールを管理する形式です。
Portableも設定やログをPC内に保存します。すべてのデータがEXEの隣にあるとは限りません。署名状態やSHA-256は実際の公式配布情報を確認し、Windowsの保護機能を無効にして起動しないでください。
5. ネットワークとIPv4を選ぶ
Hostの「接続に使うネットワーク」で、Viewerから届くネットワークを選びます。「自動(推奨)」は通常の物理LAN用です。VPNは明示的に選び、ネットワーク詳細に表示される接続方式と許可範囲を確認します。
同じadapterに複数のIPv4がある場合は、アドレスごとに表示されます。利用するIPv4の接続URLを使ってください。選んだアドレスが消えた場合は再選択します。別のアドレスへ自動で切り替わるとは限りません。
6. QRコード又は接続URLで開く
Hostの接続カードのQRコードをViewer端末で読み取るか、表示された接続URLをブラウザへ入力します。「共有 → 接続URLをコピー」も利用できます。URLの最後までコピーし、検索欄で検索するのではなくアドレス欄で開いてください。
古いQRコードやURLは利用できなくなることがあります。接続をやり直す場合はHostが現在表示しているものを使います。接続URLを公開サイトやSNSへ掲載しないでください。
7. 6桁PINの使用・不使用
Hostの「PIN認証を使用する」で「使用する」を選んだ場合、接続カードに表示された現在の6桁PINをViewerに入力します。PINは時間とともに更新され、誤入力を繰り返すと一時的に受付が制限されます。
「使用しない」でもHostの承認は必要です。接続中のPIN更新保留は正常な動作で、進行中の配信をPINの期限だけで終了しません。
8. Hostで接続を承認する
Hostに表示される接続要求と接続元を確認して承認します。知らない端末の要求は拒否してください。承認には時間制限があり、放置すると拒否されます。PINが正しくても、Hostの明示承認なしでは接続できません。
9. 物理ディスプレイを共有する
Hostの「共有する画面」で対象のディスプレイを選び、「共有を開始」を押します。選んだ画面全体が見えるため、通知や秘密情報を表示しないよう準備してください。複数画面を使う場合は、共有する画面を確認してから開始します。
10. ウィンドウを共有する
「ウィンドウ」から対象を選びます。必要なら「共有 → 共有対象一覧を更新」で候補を更新します。対象ウィンドウを閉じたり最小化したりすると、取得できなくなる場合があります。切替はHost側で明示的に行います。
11. 画質を設定する
「画質設定」のプリセットから「低(文書確認・低速LAN)」「中(通常利用)」「高(高速LAN)」又は「カスタム」を選びます。「自動」は通信状況に応じて画質を調整します。詳細設定を変えた場合は「画質設定を適用」を押します。
映像が途切れる場合は、解像度やfpsを下げる、又は低いプリセットを選ぶことから始めます。高画質ほどネットワークとPCの処理能力を必要とします。
12. 一時停止・再開・停止
「一時停止」は元映像の送信を止め、接続を保ちます。「共有を再開」で送信を再開します。「共有を停止」で共有を終了します。再び共有する場合はHostで「共有を開始」を操作します。
PCのロック、スリープ、ネットワークの喪失等でも共有が終了します。復帰後に自動で共有が始まるとは扱わず、表示されたネットワークとViewerの状態を確認してください。
13. Viewerの表示方法
「全体表示」は映像の端を切らずに表示します。端末の縦横比が違うと余白ができます。「余白なし」は表示領域を埋めるため、映像の端が切れる場合があります。Hostの画面自体の解像度や内容を変更する操作ではありません。
14. 全画面表示
Viewerの「全画面にする」を押します。戻るには「全画面を終了」、又は対応する端末のEsc等を使います。ブラウザやOSが全画面に対応しない場合は、その端末の表示機能を利用してください。
15. カーソル表示
Hostの「画質設定」でカーソル設定を確認します。対応する物理画面では表示専用のカーソルを受信し、その他の環境では映像内のカーソルを使います。表示中のカーソルはHost側の位置を示し、Viewer側から操作するものではありません。共有元の切替や一時停止時には表示状態が変わります。
16. 接続終了と再接続
Viewerの「接続を終了」で退出します。Hostから切断する場合は受信端末の切断操作を使います。短い通信断は、同じタブで再接続できることがあります。猶予を過ぎた場合、タブを閉じた場合又はHostが共有を終了した場合は、新しい接続URLからPIN・承認をやり直します。
17. Connection Launcher
Screen Dos Connection Launcherは別製品です。Hostの現在の接続URLを入力し、検証されたViewerページを開く補助アプリです。Windows版はWebView2 Runtimeを必要とします。通常のブラウザだけでも接続できます。
LauncherでもPINとHost承認はScreen Dos本体が行います。全画面の終了にはEsc又は全画面終了操作を利用します。Launcherの公開配布情報が表示されるまでは、入手可能な製品として案内しません。
18. 更新を確認する
「ヘルプ → 更新を確認」を利用者が選んだ時だけ、公式Update APIへ接続します。自動のdownloadやself-updateは行いません。署名検証済みの更新情報があれば、公式ページやRelease Notesを既定ブラウザで開きます。SetupとPortableは別の配布経路として扱います。
更新確認の失敗は通常の画面共有を停止しません。公開された更新情報がない場合も、最新と確認できたこととは区別してください。
19. Contribution
Nagori Soft Contributionは任意の金銭的支援で、1 Contributionの基準はUSD 5です。ソフトウェア購入や機能解除ではありません。受付可能な公式導線が公開されている場合のみ利用してください。
「Screen Dosについて」でContribution Codeを登録すると、検証後の署名済みReceiptを端末内に保存します。Codeはlicense keyではなく、通常無料機能やVirtual Displayの利用権を与えません。起動時のReceipt検証と登録削除は端末内で行います。返金等によるCode失効は将来のCode検証へ作用し、取得済みReceiptを遠隔削除しません。
20. Virtual Display
Screen Dos Virtual DisplayはWindowsへ追加画面を作る有料オプションです。必要な正式署名済みDriver、対応release及びProduction Commerceの準備・公開が揃った場合に利用できます。現在は公開準備中で、利用可能な機能として案内しません。
正式提供時の条件はUSD 20の一回払い・税込基準価格、v1の永続的利用権、同時登録最大3台、カード不要の14日Trialです。Trialは作成・Windows認識・Screen Dos mapping・サーバー確認のすべてが成功した時に開始し、Driverのinstallだけでは始まりません。購入後14日以内の理由不要セルフサービス全額返金、購入回復・デバイス解除の条件はVirtual Displayの説明と正式Legalを確認してください。
